Core i7はIntel純正CPUクーラーで冷やせるのか
今回は題名の通りCore i7はIntel純正CPUクーラーでも冷やしきれるのか検証していきたいと思います。
使うCPUはIntel Core i7 10700Fです。基本IntelはK付きCPU以外にはCPUクーラーが付属してくるので今回使う10700Fにも付属してきました。見た目はこんな感じで(多分)第10世代からi7以上に付属してくるCPUは見た目が変わり黒で統一されており、普通にかっこいいです。ちなみにこの写真では見えませんがCPUと接する面は銅でできていました。
取り付け後の写真はこんな感じで普通にかっこいいです。
今回のテストはCINEBENCHR15とAPEXとFF15で行います。
CINEBENCHR15は1回回した時の温度を見ます。
APEXは最高設定でトレーニングモードで適当に走り回った時の温度を見ます。
FF15はフルHD、フルスクリーン、標準設定でベンチマークソフトを使い完走した時の温度を見ます。
検証するPCスペックはこんな感じです。
MB→ASRock Z490 Steel Legend
RAM→Team DDR4 2666Mhz 8GB×2
SSD→Team M.2 1TB
ケース→LianLi O11 DYNAMIC
ケースファン→Deepcool RF120M
ちなみにASRockのマザーにはBFBというK無しCPUでもK付きCPUとほぼ同等の周波数に設定できるものがありますが、これは使わずに初期設定のままでいきます。
温度はHWMonitorというソフトを使って最低温度と最高温度を見ていきたいと思います。
それでは各テストの結果を見ていきたいと思います。
CINEBENCHR15
CINEBENCHR15回した後のCPU温度です。最高温度を見れば分かる通り、サーマルスロットリングが発生する100℃に張り付きそうになっていました。ですがスコア自体はBFB未使用時の簡易水冷を使った時とあまり変わりませんでした。(赤がIntel純正CPUクーラー 青が簡易水冷)
APEX
APEXをやった形跡がないのでわかりにくいですが、トレーニングモードで適当に走り回った後のCPU温度です。APEXは比較的負荷が軽い方のソフトですが、CPU温度は最大で70℃近くになっています。70℃を冷えていると見るか冷えていないと見るかは人それぞれでしょう。
FF15フルHD、フルスクリーン、標準設定でベンチマークソフトを回した後のCPU温度です。FF15はAPEXより重く、重量級のゲームであることが見て取れるCPU温度になっております。
騒音
https://twitter.com/ojisan_023023/status/1355148196729679874?s=21
ブログには動画が貼れないので代わりに僕のTwitterにあげた動画を貼って起きます。動画を見ればわかりますが、とても静かな音とは言えず控えめに言ってとてもうるさいです。このケースは特殊な構造をしていて、前から空気を吸って後ろと上から空気を吐く一般的なケースと違い、下から空気を吸って上と側面に空気を吐くケースになっています。下から空気を吸って上と側面に吐くケースでこんなうるさいので一般的なケースでも(多分)同じような結果が出ると思います。
結論
テスト結果からわかる通り、Intel純正CPUクーラーでi7を静かに冷やしきるのは不可能に近いと思います。なのでパソコンショップでi7搭載のBTOパソコンを購入される場合はCPUクーラーが変更可能or最初から純正では無いものが使われているか確認をしてから購入されることをおすすめします。個人的には最初から12cmのファンが付いたクーラーが使われているDスパラで買うことをおすすめします。
https://www.dospara.co.jp/5sp/shopping/search.php?tg=13&tc=30&opt_s_cpu=Core+i7&sale_end=1#sort
↑Dスパラでi7搭載のPCのページに飛べます
次回は…またどうしましょうか…今使ってるケースについてレビューでもしましょうかね?とりま適当に内容決めてまた書きます。