RTX2080Tiを塗装した話
今回は中古約10万円で購入したZOTACのRTX2080Ti AMPを白色に塗装したので塗装するのに使った物や、難しかった所等を書きたいと思います。
塗装するのに使用した物
今回グラボを塗装するのに使用した物はこちらの5つで左から
ミッチャクロン
塗料の載りをよくする物でサーフェイサーで代用できます。
自分は中古で買ったグラボを塗装したのでホコリを取るのに使いました。新品のグラボを塗装する場合は要らないと思います。
エレクトロニッククリーナー
グラボに付着しているグリスを取るのに使います。アルコール除菌シート等でも代用可能だと思います。
塗料
今回はタミヤのプラモデル等を塗装する用のものを使いました。好きな塗料を使えばよいと思います。
マスキングテープ
ファンの端子に塗料が入り込まないようにする為に使います。
紙ヤスリ
塗料を剥いでミッチャクロンが載りやすくする為に使います。できるだけ目が細い方がいいです。
あとは精密ドライバーもあると便利だと思います。ちなみに自分は手持ちのドライバーで無理矢理行いました。
下準備
まず初めに背面に見えるネジを全て外します。※グラボによって分解方法は違うのであくまで一例としてお考えください。
大体のグラボは背面のネジを外せばこんな感じでヒートシンクとグラボ本体が分離すると思うのでこの段階でファンやLEDのケーブルを外しておきます。
次に自分のグラボはヒートシンクにファンとその外側の部分がネジ止めされていたので外します。するとこんな感じで4分割になりました。
4分割になったらファンがネジ止めされているので外します。
外したらファンの端子の部分をマスキングテープでマスキングしておきます。その後お好みで軽く紙ヤスリで塗料を剥いでおくといいと思います。
下準備はこれで終わりで塗装に入ります。
塗装
まず比較的浅めのダンボールを用意し、そこに塗装するもの達を入れてミッチャクロンをぶっかけます。(サイドの部分にもしっかりかかっているか確認した方がよいです。自分は確認不足でやらかしているので。)ぶっかけたら20〜30分ほどミッチャクロンが乾くのを待ちます。
20〜30分ほど待ってミッチャクロンが乾いていたらその上から塗料をぶっかけます。この時一度に多くぶっかけてしまうと液だれしてしまうので↑の写真のように少しずつかけていきましょう。(1敗)また塗料をぶっかけた後は30~45分ほど待って塗料が乾くのを待ちます。
2回目(まだ黒感が残ってますね)
3回目(ここに来てサイドがあんまし塗装できていないことに気づき、慌てて塗ってます。)
4回目(パッと見あと1回くらい塗れば良さそうな雰囲気です。)
5回目
よしあと乾燥を待つか〜と思いパッと側面を見た所なんと……
GeForce RTXの部分が浮き出てる〜〜!!!!!!となり塗装の経験が無い自分は慌てて重ね塗りしました。もちろん
余計に悪化してしまいました。このことをTwitterに投稿した所親切なフォロワーさんに「1回GeForce RTXの部分の塗料を剥いでサフ(ミッチャクロン)吹いてマスキングして塗装し直した方がいいですよ。」と教えて貰い、早速実践することに。
塗料を剥いでマスキングしてミッチャクロンを塗って乾燥後はこんな感じで亀裂が浮き出てきましたが、どうやら見た目だけのもので上から塗料をかけたらこんな感じで多少のプツプツができたものの、いい感じに仕上がりました。この後1時間くらい放置して乾燥するのを待ちました。
塗装後はこんな感じで多少のミスはあるものの、確かに白いグラボができあがってました。この後はファンを元の場所へネジ止めをし、グラボに付着しているグリスをエレクトロニッククリーナーで拭き取り、新しいグリス(今回はネコグリスを使用)を塗り、
ファンやLEDのケーブルを繋ぎ直して完成です。
動作確認
きちんと問題なくファンも回り、LEDも光りだしました。が、きちんとグリスが塗れているか確認する為にFF15ベンチを走らせている最中突然LEDが消えてしましました。原因はよくわかりませんが多分LEDの端子の刺しが甘かったのでしょう。
現在
現在もこんな感じで依然としてLEDは消えたままになっています。(近いうちにLEDの配線確認しておきます。)
終わりに
今回は中古約10万円で購入したRTX2080Tiを塗装した話を書きました。グラボ塗装してみたいなぁと考えている方は参考になるところがあれば是非参考にしてみてください。
次回は特にネタが無いのでまた思いつき次第書きます。